2021年1月8日のハイパー縁側#99は、株式会社BHF 代表取締役/株式会社60 代表取締役/ラフアウト中津 CCOの廣瀬 大輔さんをゲストにお迎えしました!
テーマは「人生をより豊かに活きるための“楽しいインフラ”づくり」
廣瀬さんが、今年の1月からラフアウト中津のCCO(チーフコミュニティオーガナイザー)に就任されたのは、結婚式のプロデュースや第二の人生をより豊かにするためのサービスの会社を経営している中で、今まで仕事で繋がってきた人達とまた会える場所をずっとつくりたかったから、と話します。

結婚式のプロデュースをするときは、こちらから提案をするのではなく、お客様と一つ一つ作り上げていくことで、その積み重ねが信頼関係をつくりお互いの思い出(記憶)に残ります。こうして築いてきた信頼関係が、式を挙げれば終わり。ではなく、式を終えた後も新郎新婦が集まれる場所(戻ってこれる場所)があれば良いな。と思っていたそう。

そんな中、昨年4月の緊急事態宣言でパーティーが全て延期・キャンセルになり、今後もどうなるか分からない状況の中、過去にプロデュースをさせていただいた新郎新婦さんから「自分たちに何かできることはないか」「心配です」など数多くのメッセージが届いたそうです。お互い大変な時期に僕たちのことを気にかけてくれたことが、すごく嬉しかった。と廣瀬さんは仰います。
トーク中に以前、廣瀬さんがプロデュースした新郎新婦がSNSをみて来場されたように、改めてこういう場(集まれる場所)が大切だと実感しました。と話します。
5年前に大好きだったおばあちゃんが亡くなったとき、お葬式で親戚が集まりみんなで思い出話をしているとき、この光景を天国から見ているのか見れていないのか疑問に思ったそう。
人生で自分が主役になれるのは3回。一回目が「生まれたとき」二回目が「結婚式」三回目が「お葬式」。その中で、唯一自分が記憶しているのが結婚式。
だとしら、生きている間にお世話になった人たちに感謝の気持ちを伝える場をつくりたい。
生前葬があるように「還暦」を人生の一つのポイントとするなら還暦祝いを結婚式のようにプロディースしたいと話します。これから10年15年後に60歳を迎える人にお金の使い方を未来の投資として生きている間に楽しいものに使ってもらいたい。

“地域をプロデュース”

廣瀨さんは「プロデュースって、実はそんなに何もしていないんです。僕が思うプロデューサーって、やりたい事を引き出してあげて、調整する人の事。いかに相手の思いを引き出して、それが最適な掛け算になるようにバランスを調整するのが大事だと思います。」とおっしゃいます。
会場では、廣瀬さんと一緒に中津という街と地域の皆様との一生の思い出をプロデュースする企画を考えましょう、と盛り上がりました。これからのラフアウトが楽しみです。
【廣瀨 大輔】
株式会社BHF 代表取締役/ラフアウト中津 CCO
2010年、高校の同級生と2人で結婚式二次会の幹事代行サービス「FOR U」を開始。
2011年法人化。2013年、当時まだオリジナルウエディングが台頭していなかった時にアウトドアウエディングを初めてプロデュース。現在までで50組以上の野外結婚式を手がける。
同じ頃にレンタルドレスショップとフォトスタジオをOPENさせ、ブライダル事業で多角化を図るも、2018年にその2部門を撤退しプロデュース事業に専念。
現在はブライダルのみならず、法人パーティーのプロデュースや動画制作など事業領域を拡大させている。
2018年に「60overからの“楽しいインフラ”づくり」を理念とした株式会社60を設立。
現在は「みんなの還暦式」「dayBirth」の2サービスを展開中。そして2021年1月よりラフアウト中津のCCO(チーフコミュニティオーガナイザー)に就任。